診療支援
薬剤

ウステキヌマブ (ustekinumab)
生物
ステラーラ
(ヤンセン)
 皮下注(シリンジ)45 mg 0.5 mL ¥380227 静注 130 mg ¥192262

適応 皮下注❶❷⑵❸⑵,静注❷⑴❸⑴.❶既存治療で効果不十分な尋常性・関節症性乾癬 ❷既存治療で効果不十分な中等症から重症の活動期クローン病 ⑴導入療法 ⑵維持療法 ❸既存治療で効果不十分な中等症から重症の潰瘍性大腸炎 ⑴寛解導入療法 ⑵維持療法
用法 投与中は生ワクチンを接種しない.他の生物製剤を併用しない.❶1回45 mg皮下注,初回,その4週後,以降12週間隔 効果不十分1回90 mg投与可 ❷⑴❸⑴初回55 kg以下260 mg 55 kg超85 kg以下390 mg 85 kg超520 mg,単回点滴静注.本剤追加量と同量分を抜き取った250 mL点滴バッグに本剤を加え総液量250 mLにする.インラインフィルター(0.2 μm)を使用し1時間以上かけて投与 ❷⑵❸⑵ 初回投与8週間後90 mg,皮下注.以後12週間隔で90 mg,皮下注.効果減弱では間隔を8週間に短縮可
警告 ①感染リスクを増大,結核既往患者では活動化の恐れ.悪性腫瘍発現の報告.IC完治薬でないことも患者に説明し理解の上,有益性が危険性を上回る場合にのみ使用.副作用発現時主治医に連絡するよう注意.②ウイルス・細菌・真菌による重篤な感染症の報告.十分な観察等で注意.③結核等の感染症について診療経験を有する内科等の医師と十分な連携をとり使用.④治療開始前に既存治療の適応を十分勘案.医師十分な知識・治療経験
禁忌 重篤感染症,活動性結核 重大 アナフィラキシー,重篤感染症,結核,間質性肺炎‍ RMP‍ 注意 B1 遮光・2-8℃(凍結回避)
選び方・使い方 既存治療で効果不十分な中等症から重症のクローン病に対する寛解導入療法及び維持療法に用いる.寛解導入療法として点滴静注製剤の投与を行い,8週後に維持療法として皮下注製剤の12週間隔投与を開始する
Evidence 抗TNF-α抗体製剤に抵抗性の中

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