適応 中等症-重症の活動期クローン病(既存治療で効果不十分な場合に限る).静注寛解導入療法 皮下注維持療法
用法 他の生物製剤の併用を避ける.生ワクチン接種は行わない.静注 5%ブで100・250・500 mLのいずれかに希釈.希釈した本剤600 mgあたり1時間以上かけて投与.1回600 mg,4週間隔で3回(初回・4週・8週)点滴静注.皮下注による維持療法開始16週以降に効果が減弱した場合1200 mgを単回点滴静注可 皮下注静注による導入療法終了4週後から360 mgを8週間隔で腹部又は大腿部に皮下注.投与毎に注射部位を変える
警告 ①施設結核等の感染症を含む緊急時対応.医師本剤・治療に十分な知識・経験.有益性が危険性を上回る症例のみに使用.感染リスクが増大する恐れがあり,結核既往患者では結核を活動化させる可能性.悪性腫瘍の発現が報告.IC完治薬でないことも含め,有効性・危険性を十分