診療支援
薬剤

ベドリズマブ (vedolizumab)
生物
エンタイビオ
(武田)
 静注 300 mg ¥279573 皮下注ペン108 mg ¥69888 シリンジ108 mg ¥69888

適応 静注中等症-重症の潰瘍性大腸炎・中等症-重症の活動期クローン病の治療及び維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る) 皮下注中等症-重症の潰瘍性大腸炎・中等症-重症の活動期クローン病の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)
用法 ナタリズマブ・他の免疫抑制作用の生物製剤の併用を避ける.静注・L-乳酸Naリンゲル4.8 mLで溶解した溶液5 mLを100 mLで希釈.30分以上かけて点滴静注.1回300 mg.初回投与後2週・6週に投与し,以降8週間隔.3回投与しても治療反応が得られない場合,治療法を再考する 皮下注静注製剤を2回以上投与し治療反応が認められた場合に,静注製剤の次の投与予定日から切り替えて投与を開始.1回108 mg,2週間隔
警告 ①肺炎,敗血症,結核等の重篤な感染症の報告があること,完治させる薬剤でないことを患者に説明・理解したことを確認した上,治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与.施設重篤な副作用が現れることがあるので緊急時の対応が十分可能な施設及び医師の管理指導のもと使用.副作用発現時は主治医に連絡させる.②潰瘍性大腸炎では治療前にステロイド又は免疫調節薬等の使用を,クローン病では栄養療法,ステロイド又は免疫調節薬等の使用を十分勘案.③医師本剤の十分な知識と各々の疾患の治療の経験
禁忌 本剤成分に対し重度の過敏症既往歴 重大 アナフィラキシー,infusion reaction,重篤な感染症,進行性多巣性白質脳症(PML)(静注のみ) RMP‍ 注意 B2 遮光,2-8℃
選び方・使い方 既存治療で効果不十分な中等症から重症の潰瘍性大腸炎に対する寛解導入療法及び維持療法に用いる.寛解導入療法として初回投与後,2週目,6週目に投与を行い,それ以降は維持療法として8週間隔で投与する
Evidence 中等症から

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