適応 心血管系事象のリスク因子を有する患者では他の治療法を考慮.既存治療で効果不十分な場合:❶関節リウマチ(少なくとも1剤の抗リウマチ薬等による適切な治療を行っても疾患に起因する明らかな症状が残る場合) ❷中等症から重症の潰瘍性大腸炎の寛解導入及び維持療法(他の薬物療法による適切な治療を行っても疾患に起因する明らかな臨床症状が残る場合)
用法 他の生物製剤は併用しない.投与中は生ワクチンを接種しない.CYP3A4阻害薬併用時は本剤を減量等注意(1回投与量の減量が難しい場合は回数を減らす).高減量等注意.❶1回5 mg,2回/日.肝中等度・腎中等度-重度:1日1回5 mg ❷⑴導入:1回10 mg,2回/日,8週間.効果不十分さらに8週間投与可 ⑵維持:1回5 mg,2回/日.効果減弱の場合1回10 mgに増量可(1回10 mg 2回/日で改善しない場合は継続投与を検討し他の治療法への切り替