適応 AGGEは❶のみ.❶腎性貧血 ❷骨髄異形成症候群に伴う貧血
用法 ❶〔血液透析〕初回週1回20 μg(児0.33 μg/kg,最大20 μg),静注.エリスロポエチン製剤からの切替時:初回週1回15-60 μg,静注.維持週1回15-60 μg(児5-60 μg),静注.週1回投与で貧血改善が維持されている場合:その時点の投与量の2倍を開始量として,2週に1回に変更可,1回30-120 μg(児10-120 μg),静注.1回最大いずれの場合も180 μg.〔腹膜透析及び保存期慢性腎臓病〕 初回1回30 μg(児0.5 μg/kg,最大30 μg),2週に1回,皮下注・静注.エリスロポエチン製剤からの切替時:初回1回30-120 μg(児10-60 μg),2週に1回,皮下注・静注.維持2週に1回,1回30-120 μg(児5-120 μg),皮下注・静注.2週に1回投与で貧血改善が維持されている場合:その時点の投与量の2倍を開始量として,4週に1回に変更可,1回60-180 μg(児10-180 μg),皮下注・静注.1回最大いずれの場合も180 μg ❷週1回240 μg,皮下注,適宜減量
禁忌 エリスロポエチン製剤過敏症 重大 脳梗塞,脳出血,肝障害,黄疸,高血圧性脳症,ショック,アナフィラキシー,赤芽球癆,心筋・肺梗塞 RMP血圧上昇,高血圧,シャント血栓・閉塞 注意 妊B3 在宅血液透析又は腹膜灌流で腎性貧血 保遮光2-8℃(禁凍結)
選び方・使い方 新規投与及びrHuEPOからの切り替えが可能.静注では,血中半減期が約19-24時間とrHuEPOの約3倍近く延長したため,投与間隔が延長可能.皮下注の方が半減期が長い傾向にある
Evidence 血液透析患者において,ダルベポエチンアルファの週1回投与がrHuEPOの週2-3回投与と同等の有効性と安全性をも