適応 静注❶同種造血幹細胞移植の前治療 ❷自家造血幹細胞移植の前治療 ⑴ユーイング肉腫ファミリー腫瘍・神経芽細胞腫 ⑵悪性リンパ腫 散❸慢性骨髄性白血病 ❹真性多血症
用法 静注 10倍量の生・5%ブに混和,室温で用時調製し8時間以内に投与を終了.中心静脈カテーテルを留置.他の抗腫瘍薬と併用,持続注入ポンプで点滴静注,適宜減量.❶❷⑴:成人 A・B法,児 C・D法 ❷⑵:A・B法
A法:1回0.8 mg/kg,2時間かけて点滴静注.4回/日,6時間毎,4日間
B法:1日1回3.2 mg/kg,3時間かけて点滴静注,4日間
C法:児9 kg未満1 mg/kg,9-16 kg未満1.2 mg/kg,16-23 kg以下1.1 mg/kg,23 kg超-34 kg以下0.95 mg/kg,34 kg超0.8 mg/kg,2時間かけて点滴静注.4回/日,6時間毎,4日間
D法:児9 kg未満4 mg/kg,9-16 kg未満4.8 mg/kg,16-23 kg以下4.4 mg/kg,23 kg超-34 kg以下3.8 mg/kg,34 kg超3.2 mg/kg,1日1回,3時間かけて点滴静注,4日間
散❸いずれかを用いる.⑴初期 4-6 mg/日,脾臓の縮小をみながら投与,白血球15000/mm3前後に減少:2 mg/日又はそれ以下に減量 維持2 mg/日,週1回又は2週に1回.⑵2 mg/日又はそれ以下,白血球数・脾臓の縮小をみながら白血球数15000/mm3前後になるまで投与 維持2 mg/日,週1回又は2週に1回 ❹2-4 mg/日,血液所見をみながら6 mg/日まで漸増.緩解後は減量維持
警告 静注施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照
禁忌 静注重症感染症の合併,妊(投与中・終了後一定期間避