適応 ❶再発又は難治性の多発性骨髄腫 ❷らい性結節性紅斑 ❸クロウ・深瀬(POEMS)症候群
用法 検査開始4週間前・2週間前・投与直前の妊娠検査で陰性であることを確認.❶1日1回100 mg,就寝前 効果不十分4週間間隔で100 mgずつ漸増 1日最大400 mg ❷開始1日1回50-100 mg,就寝前.症状が緩和するまで必要に応じて漸増 1日最大400 mg,症状の改善に伴い漸減,より低い維持用量で症状をコントロール ❸開始1回100 mg,隔日,就寝前.状態に応じて1週間以上の間隔で1日1回200 mgまで漸増 1日最大300 mg(300 mg/日への増量後一定期間は入院管理下で使用)
警告 ①施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.②妊催奇形性があり絶対禁忌.③胎児への曝露回避のため安全(適正)管理手順が定められている.全ての関係者は遵守.④妊娠の可能性がある際は検査で陰性であることを確認.開始予定4週間前から終了4週間後までパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底,避妊の遵守を確認.検査定期的に妊娠検査.妊娠が疑われる場合は中止,医師等に連絡させる.⑤精液中へ移行するため,男性への投与では投与終了4週間後までは妊婦と性交渉させない.妊婦以外との性交渉については④の避妊を遵守.⑥深部静脈血栓症及び肺塞栓症の恐れ.十分に観察し慎重に投与.異常を認めたら中止し適切に処置.⑦❷ではハンセン病の診断及び治療に関する十分な知識を有する医師のみ実施.⑧❸では重篤な不整脈の恐れ.検査投与開始時及び投与後に定期的な心電図検査・心電図モニタリングを実施.循環器専門の医師と連携,特に開始時及び増量後の一定期間は適切な処置が可能な入院管理下で投与.⑨ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照.文書で同意を得る
禁忌 妊(警告参照),安全管理手順を遵守できな