適応 再発又は難治性の多発性骨髄腫
用法 検査開始4週間前・3日前-開始直前までの妊娠検査で陰性であることを確認.治療中は4週間を超えない間隔で,終了の際は終了時・終了4週間後に妊娠検査を実施.CYP1A2阻害薬・CYP3A4阻害薬の併用は避ける(併用の場合は本剤の減量を考慮).1日1回4 mg,以下を繰り返す.適宜減量.⑴デキサメタゾン併用:1サイクル 21日間連日,7日間休薬.⑵ボルテゾミブ・デキサメタゾン併用:1サイクル 14日間連日,7日間休薬
警告 ①施設緊急対応.医師十分な知識・経験.IC.②妊催奇形性があり絶対禁忌.③胎児への曝露回避のため安全(適正)管理手順が定められている.全ての関係者は遵守.④妊娠の可能性がある際は検査で陰性であることを確認.開始予定4週間前から終了4週間後までパートナーと共に極めて有効な避妊法の実施を徹底,避妊の遵守を確認.検査定期的に妊娠検査.妊娠が疑われる場合は中止,医師等に連絡させる.⑤精液中へ移行するため,男性への投与では投与終了4週間後までは妊婦と性交渉させない.妊婦以外との性交渉については④の避妊を遵守.⑥深部静脈血栓症及び肺塞栓症の恐れ.十分に観察し慎重に投与.異常を認めたら中止し適切に処置.⑦ヘルプ内凡例「(9)抗悪性腫瘍薬に共通する警告」及び添付文書参照.文書で同意を得る
禁忌 妊警告参照,適正管理手順を遵守できない患者 重大 深部静脈血栓症,肺塞栓症,脳梗塞,好中球減少,血小板減少,貧血,発熱性好中球減少症,汎血球減少症,肺炎,敗血症,進行性多巣性白質脳症,腫瘍崩壊症候群,心不全,心房細動,頻脈性不整脈,急性腎障害,過敏症,末梢性感覚ニューロパチー,多発ニューロパチー,末梢性ニューロパチー,間質性肺疾患,肝障害,黄疸,催奇形性 RMP傾眠・意識レベル低下・錯乱・疲労・めまい 注意 禁運転 妊X 保遮光・防湿・高温回避