適応 ❷はオキシコンチンTRのみ.❶中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛 ❷非オピオイド鎮痛薬又は他のオピオイド鎮痛薬で治療困難な中等度から高度の慢性疼痛における鎮痛
用法 細菌性下痢のある患者ではやむを得ない場合を除き投与しない.中止する場合は退薬症候の発現を防ぐために徐々に減量.❶徐放錠徐放カ 10-80 mg/日,2回分服 散錠液 10-80 mg/日,4回分服 注 7.5-250 mg/日,持続静注・持続皮下注.初回量はオピオイド鎮痛薬治療の有無を考慮し設定,詳細は添付文書参照 ❷徐放錠 10-60 mg/日,2回分服
警告 ❷医師慢性疼痛の診断,治療に精通した医師のみが処方・使用.リスク等を十分に管理・説明できる医師・医療機関・管理薬剤師のいる薬局で用いる.薬局では調剤前に当該医師・医療機関を確認
禁忌 重篤な呼吸抑制・COPD,気管支喘息発作中,慢性肺疾患に続発する心不全,痙攣状態,麻痺性イレウス,急性アルコール中毒,アヘンアルカロイド過敏症,出血性大腸炎 原則禁 細菌性下痢 併禁 ナルメフェン(投与中・中止後7日以内) 重大 ショック,アナフィラキシー,依存性,退薬症候,呼吸抑制,錯乱,せん妄,無気肺,気管支痙攣,喉頭浮腫,麻痺性イレウス,中毒性巨大結腸,肝障害 RMP(オキシコンチンTR)傾眠,眩暈,中枢神経抑制薬・アルコールとの併用による中枢神経抑制作用の増強 注意 禁運転 妊C 投薬注 14日 徐放錠徐放カ錠散 30日 在宅 保オキシコンチンTR気密容器 徐放カ散遮光 注遮光 T1/25.7±1.1時間(20 mg徐放錠)
選び方・使い方 鎮痛だけでなく呼吸困難・咳にも効果が期待できる.腎障害があっても副作用が出現しないよう漸増していけば使用可能である.しかし投与中は腎障害に留意し適宜投与量調整を行う.CYP3A4,CYP2D6の阻害作用を有す