適応 ❶HBe抗原陽性かつDNAポリメラーゼ陽性のB型慢性活動性肝炎のウイルス血症改善 ❷C型慢性肝炎のウイルス血症改善 ❸リバビリン併用によるC型慢性肝炎のウイルス血症改善:血中HCV-RNA量が高値,IFN製剤単独療法で無効又はIFN製剤単独療法後再燃 ❹C型代償性肝硬変のウイルス血症改善(HCVセログループ1の血中HCV-RNA量が高い場合を除く) ❺皮膚悪性黒色腫 ❻膠芽腫,髄芽腫,星細胞腫
用法 静注・点滴静注は生・5%ブ等に溶解,局所投与は添付溶解液を使用.❶1回300万IU,初日1回,以後6日間1-2回/日,2週目より1日1回,静注・点滴静注 4週間を目安 ❷HCV-RNA陽性を確認,1日1回300万-600万IU,連日,静注・点滴静注 総計25200万IUで効果が認められない場合は中止 ❸HCV-RNA陽性を確認,600万IU/日,4週間までは連日,以後週3回,静注・点滴静注 ❹HCV-RNA陽性を確認,600万IU/日で開始,6週間までは300万-600万IU/日を連日,以後300万IU/日を週3回静注・点滴静注,投与期間34-36週間 総量39900万IU ❺病巣当たり1日1回40万-80万IU,腫瘍内又は周辺部に投与,総量100万-300万IU/日 1か月を目安 ❻100万-600万IU/日,髄腔内(腫瘍内含む)投与又は点滴静注 2か月を目安
警告 間質性肺炎,自殺企図の副作用発現の可能性について患者に説明
禁忌 自己免疫性肝炎,ウシ由来物質過敏症歴,ワクチン等生物学的製剤過敏症歴 併禁 小柴胡湯 重大 単独:間質性肺炎,重篤なうつ状態,自殺企図,躁状態,攻撃的行動,自己免疫現象によると思われる症状・徴候,糖尿病,汎血球減少,白血球減少,顆粒球減少,血小板減少,ショック,SJS,重篤な肝障害,ネフローゼ症候群,急性腎障害,HUS,脳出血,消化管出血,球後