診療支援
治療

10 アガサ・クリスティ 『邪悪の家』
上條 吉人
(北里大学特任教授・中毒・心身総合救急医学)

 エルキュール・ポアロの指示で療養所にかくまわれていたニック・バックリーは,中のクリームにコカインが混入されたチョコレートを食べて中毒症状が生じる.

 この小説のなかで,コカインの中毒症状について「瞳孔が大きく開き,顔は熱

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