適応
1不眠症
2麻酔前投薬
用法
11回0.25mg 就寝前(増減) ►高度な不眠症:0.5mg ►高齢者:1回0.125~0.25mgまで 21回0.25mg 手術前夜の就寝前 ►必要に応じ0.5mg 注意
①効果に個人差,又,眠気,めまい,ふらつき及び健忘等は用量依存的に現れるので少量(1回0.125mg以下)から投与開始.やむを得ず増量する場合は慎重に.但し0.5mgを超えない.症状改善に伴って減量に努める
➋1就寝直前に服用.又,服用して就寝後,起床して活動を開始するまでに十分な睡眠時間がとれなかった場合,又は睡眠途中において一時的に起床して仕事等を行った場合等において健忘の報告→薬効が消失する前に活動を開始する可能性があるときは服用させない
!警告
服用後に,もうろう状態,睡眠随伴症状(夢遊症状等)が現れることがある.又,入眠までの或いは中途覚醒時の出来事を記憶していないことがあるので注意
禁忌
1)過敏症
2)急性閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により眼圧上昇し悪化)
3)重症筋無力症(筋弛緩作用により悪化)
4)イトラコナゾール,ポサコナゾール,フルコナゾール,ホスフルコナゾール,ボリコナゾール,ミコナゾール,HIVプロテアーゼ阻害剤(アタザナビル硫酸塩,ダルナビル エタノール付加物,ホスアンプレナビルカルシウム水和物,リトナビル,ロピナビル・リトナビル),ニルマトレルビル・リトナビル,エンシトレルビル フマル酸,コビシスタット含有製剤,エファビレンツ投与中
5)本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある患者(重篤な自傷・他傷行為,事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれ)
注意
〈基本〉
①連用により薬物依存を生じることがある.漫然継続長期使用回避.投与継続時は必要性を十分に検討
➋本剤の影響が翌朝以後に及び眠気等→運転不可
〈その他〉
①投与した薬剤が特定されないま