適応
1心身症(消化器疾患・循環器疾患)における身体症候並びに,不安,緊張,心気,抑うつ,睡眠障害
2麻酔前投薬
3自律神経失調症におけるめまい・肩こり・食欲不振
用法
131日15~30mg 分3 21回10~15mg 就寝前又は手術前
禁忌
1)急性閉塞隅角緑内障(抗コリン作用により悪化)
2)重症筋無力症(筋弛緩作用により悪化)
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②連用により薬物依存を生じることがある→漫然継続長期使用回避.投与継続時は必要性を十分に検討
患者背景
〈合併・既往〉
①心障害(血圧低下,症状悪化)
②脳に器質的障害(作用増強)
③衰弱者(作用増強)
④中等度又は重篤な呼吸不全(炭酸ガスナルコーシス)
〈腎〉作用増強 〈肝〉作用増強
〈妊婦〉有益のみ(他のベンゾジアゼピン系化合物で奇形児等の障害児出産が多い疫学的調査報告.ベンゾジアゼピン系で新生児に哺乳困難,嘔吐,活動低下,筋緊張低下,過緊張,嗜眠,傾眠,呼