診療支援
薬剤

ジアゼパム新様式EH
1124
diazepam
ダイアップ Diapp(高田)  1139
 坐薬:4・6・10mg

適応

小児に対して以下の目的:熱性痙攣及びてんかんの痙攣発作の改善

用法

小児1回0.4~0.5mg/kg 1日1~2回 直腸内挿入(増減) ►1日1mg/kgを超えない

禁忌

1)急性閉塞隅角緑内障(抗コリン作用→眼圧上昇)

2)重症筋無力症(筋弛緩作用により症状悪化)

3)低出生体重児・新生児

4)リトナビル,ニルマトレルビル・リトナビル投与中

注意

〈基本〉

①小児用の製剤である

➋眠気等→注意

③熱性痙攣には,発熱時の間欠投与とし37.5℃の発熱を目安に,速やかに直腸内挿入

〈その他〉投与した薬剤が特定されないままフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗薬)を投与された患者で,新たに本剤を投与する場合,本剤の鎮静・抗痙攣作用が変化,遅延するおそれ

患者背景

〈合併・既往〉

①心障害(症状悪化)

②脳に器質的障害(作用増強)

③衰弱者(作用増強)

④中等度又は重篤な呼吸不全(悪化)

〈腎〉排泄遅延 〈肝〉排泄遅延

〈妊婦〉妊C

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?