適応
統合失調症,術前・術後の悪心・嘔吐,メニエル症候群(眩暈,耳鳴) 注意注経口投与が困難な場合・緊急の場合・経口投与が不十分と考えられる場合にのみ使用.なお,経口投与が可能で効果が十分と判断された場合には,速やかに経口投与に切替
用法
内通常:1日6~24mg 分服(増減) 精神科領域:1日6~48mg 分服(増減) 注1回2~5mg 筋注(増減)
禁忌
1)昏睡状態,循環虚脱状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体・麻酔薬等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用延長,増強)
3)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
4)過敏症(フェノチアジン系化合物,その類似化合物)
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②制吐作用を有するため,他の薬剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化あり注意
③治療初期に起立性低血圧の出現→減量等処置
〈適用上〉
①散注接触皮膚炎,蕁麻疹等の過敏症状を