適応
統合失調症,躁病,うつ病における不安・緊張
用法
内1日25~200mg 分服 注1回25mg 筋注
禁忌
1)昏睡状態,循環虚脱状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体・麻酔薬等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用延長,増強)
3)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
4)過敏症(フェノチアジン系化合物,その類似化合物)
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②制吐作用を有するため,他の薬剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化あり→注意
③内治療初期に起立性低血圧→減量等処置
〈適用上〉
①注散細接触皮膚炎,蕁麻疹等の過敏症状を起こすことがあるので,直接の接触を極力避け,付着のおそれのあるときはよく洗浄
②注起立性低血圧の出現→注射速度はできるだけ遅く
〈取扱上〉
①注光により分解変色.着色したものは使用しない
②〔レボトミン顆〕特殊被膜を施してあるので調剤時乳棒で強く研磨しない