適応
統合失調症
用法
1日3~18mg 分服(増減) ►1日36mgまで増量可
禁忌
1)昏睡状態(悪化)
2)バルビツール酸誘導体等の中枢神経抑制薬の強い影響下(中枢神経抑制作用増強)
3)重症心不全(心筋に対する障害作用,血圧降下)
4)パーキンソン病又はレビー小体型認知症(錐体外路症状悪化)
5)過敏症(本剤,ブチロフェノン系化合物)
6)アドレナリン投与中(アナフィラキシー救急治療を除く)
7)妊婦・妊娠
注意
〈基本〉
➊眠気等→運転不可
②制吐作用を有するため,他剤に基づく中毒,腸閉塞,脳腫瘍等による嘔吐症状を不顕性化あり→注意
〈その他〉
①治療中,原因不明の突然死の報告
②(外国)認知症関連高齢患者への使用で死亡率が高いとの報告
患者背景
〈合併・既往〉
①心・血管疾患,低血圧,又はそれらの疑い(一過性の血圧降下)
②QT延長を起こしやすい患者(低K血症等のある患者)
③てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴(痙攣