適応
1各種呼吸器疾患における鎮咳・鎮静
2疼痛時における鎮痛
3激しい下痢症状の改善
用法
1回20mg 1日60mg 分3(増減)
禁忌
1)重篤な呼吸抑制(増強)
2)12歳未満の小児
3)扁桃摘除術後又はアデノイド切除術後の鎮痛目的で使用する18歳未満の患者(重篤な呼吸抑制のリスクが増加)
4)気管支喘息発作中(気道分泌妨害)
5)重篤な肝障害(昏睡)
6)慢性肺疾患に続発する心不全(呼吸抑制・循環不全増強)
7)痙攣状態(てんかん重積症,破傷風,ストリキニーネ中毒)(脊髄の刺激効果が現れる)
8)急性アルコール中毒(呼吸抑制増強)
9)過敏症(アヘンアルカロイド)
10)出血性大腸炎〔腸管出血性大腸菌(O157等)・赤痢菌等の重篤な細菌性下痢では症状の悪化,治療期間の延長〕
注意
〈基本〉
①連用で薬物依存→慎重に
➋眠気,めまい→運転不可
〈適用上〉
➊不要となった場合には,病院又は薬局へ返却する等の処置を指導(1%散は