抗不整脈薬(概要) | 医学書院

▼抗不整脈薬の分類

抗不整脈薬の分類

Ⅰ．第Ⅰ群(Naチャネル抑制)

1Ⅰa群(APD延長)		(Vaughan Williams分類) 　 1)上室性不整脈と心室性不整脈の両者に有効 2)重篤な心室性不整脈を誘発する危険がある 3)心筋収縮力抑制作用がある
キニジン硫酸塩水和物薬	キニジン硫酸塩錠/末
プロカインアミド塩酸塩薬	アミサリン錠/注
ジソピラミド薬	リスモダンカ/R錠(徐放)
ジソピラミドリン酸塩薬	リスモダンP静
シベンゾリンコハク酸塩薬	シベノール錠/静
ピルメノール塩酸塩水和物薬	ピメノールカ
2Ⅰb群(APD短縮)		1)心室性不整脈に有効 2)重篤な不整脈を誘発する危険や心筋抑制作用が少ない
リドカイン薬	キシロカイン静
	リドカインシリ/静/点
メキシレチン塩酸塩薬	メキシチールカ/点
アプリンジン塩酸塩薬	アスペノンカ
3Ⅰc群(APD不変)		1)心室性不整脈と上室性不整脈の両者に有効 2)重篤な心室性不整脈を誘発する危険がある