▼消化性潰瘍治療薬の分類
消化性潰瘍治療薬の分類
Ⅰ.攻撃因子抑制薬
1)胃酸が関与する粘膜病変治療の基本薬としての伝統と使用実績がある | ||
1酸分泌抑制薬(制酸剤) 1)消化性潰瘍と類縁疾患の基本治療薬 | ||
A.H2受容体拮抗薬 | 1)強力な酸分泌抑制作用を有する 2)潰瘍治癒に関する明確な臨床試験データと長年の臨床使用実績が評価されている 3)特にH.pylori陰性潰瘍例で選択されている 4)単剤投与で十分な有用性が認められている 5)治療中止後の再発率は低くないため,再発予防のためには維持療法の是非を考慮する | |
シメチジン薬 | カイロック細 | |
| タガメット錠/注 | |
ファモチジン薬 | ガスター錠/D錠/散/注 | |
ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩薬 | アルタット徐カ/細/静 | |
ニザチジン薬 | アシノン錠 | |
ラフチジン薬 | プロテカジン錠/OD錠 | |
B.プロトンポンプ阻害薬 | 1)きわめて強力な酸分泌抑制作用を有する 2)酸分泌抑制薬による急性期治療の第1選択 3)特に難 |