▼性ホルモン製剤の分類
性ホルモン製剤の分類
Ⅰ.女性ホルモン製剤
1卵胞ホルモン製剤 | 1)女性ホルモン(エストロゲン)として,卵巣機能不全や下垂体機能低下による無月経に対するKaufmann療法において,黄体ホルモン製剤との一部併用で用いられる 2)閉経前後の更年期障害のホルモン補充療法として,微量単独で用いられることもあるが,主として黄体ホルモン製剤との併用で用いられる.骨粗鬆症の予防・治療,のぼせ,火照り,心悸亢進,冷え,頻脈などの更年期の諸症状の治療に用いられる 3)中枢へのフィードバックによる排卵抑制効果が経口避妊薬として利用される.低用量のもの(低用量ピル)が使用される.黄体ホルモン製剤との併用の方法により1相性,2相性,3相性の3種類がある 4)乳汁分泌抑制,月経困難症,機能性出血などにも使われる 5)生殖補助医療において,ホルモン補充の目的で使用されることが多い 6)副作用として特に長期単 |