▼Ca拮抗薬の分類
Ca拮抗薬の分類
Ⅰ.ジヒドロピリジン系
1第1世代 | 1)降圧薬として高血圧に,冠拡張薬として狭心症に使用される 2)開発時期から第1世代(ニフェジピン,ニカルジピン),第2世代〔製剤の工夫により薬物動態を変えて作用時間を長くした薬剤(アダラート®CRなど)と,薬剤自身の作用時間が長いもの(バルニジピン,ベニジピンなど)〕,第3世代(アムロジピン)に分類される 3)第1世代薬は作用持続時間が短く,高血圧に使用するには頻回の服用が必要で使用しにくい 4)第2世代薬は作用持続時間が比較的長く,降圧薬として広く使用されている.第2世代薬の間には大きな差異がなく,作用持続時間が長く1日1回の服薬で済む薬剤が使用される 5)第3世代薬はさらに作用持続時間が長く,より使用しやすくなり,長期内服による心事故予防作用が示されつつある 6)シルニジピンには交感神経抑制効果もあり,第4世代薬と分類すること |