今日の診療
治療

【3】リンパ節腫脹
lymphadenopathy
羽田野 義郎
(東京医科歯科大学医学部附属病院・総合診療科/感染制御部副部長)

症候を診るポイント

●限局性か,全身性かをまず判断.

●リンパ節の,局在,大きさ,硬さ,圧痛の有無,周囲の組織の癒着の有無を確認.

●縮小しない,急速に増大するリンパ節は,生検を行う.

▼定義

 正常リンパ節の大きさは通常1cm未満であり,1cm以上のリンパ節はリンパ節腫脹と考える.ただし健常成人の場合,正常でも鼠径リンパ節(2cm以下)を触知する場合がある.

▼病態生理

 リンパ液はリンパ節でろ過されるが,リンパ液によって運ばれてくる微生物,悪性細胞,その他の物質などにより反応性腫大をきたし,体表から触知可能となる.

▼初期対応

 リンパ節腫脹の鑑別は,まず限局性(1か所のみの領域での腫脹)と全身性(2か所以上の隣接していないリンパ節領域で腫脹)のいずれかを確認.次に病変部位,随伴症状の有無で鑑別を行う

▼鑑別診断

 若年者では炎症性が比較的多く,高齢者では悪性腫瘍の割合が高い.限局性の場合は局所の炎症,結

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