2013年改訂の国際集学的分類では「主要IIPs」「稀少IIPs」に加えて,「分類不能型IIPs」が加えられた.この分類は①臨床・画像・病理の情報が不適切な場合,あるいは②なにかしらの理由で臨床・画像・病理の間で大きな不一致がある場合で,以下のような場合が想定される.A)治療の影響で修飾される場合(例:DIPのステロイド治療によりNSIPパターンが認められる場合),B)現行の国際分類に合致しない場合(線維化を伴う器質化肺炎など),C)複
診療支援
治療
(4)分類不能型間質性肺炎
unclassifiable IIPs
初出:新臨床内科学 第10版
発行:2020年3月
収載:医学書院 医療情報サービス(2024年8月8日 掲-ID:rng_03806-10_a002b003c002d004z0004)
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