診療支援
治療

胸膜腫瘍
neoplasm of pleura
佐々木 治一郎
(北里大学教授・新世紀医療開発センター)

疾患を疑うポイント

●アスベスト曝露歴やアスベスト鉱山周囲の居住歴がある.

●胸水貯留や胸膜肥厚を伴い,胸痛や呼吸困難を認める.

●胸部単純X線検査やCTでびまん性胸膜肥厚や大量胸水を認める.

学びのポイント

●悪性胸膜中皮腫はアスベスト曝露から20年程度経過して発症すると考えられている.

●悪性胸膜中皮腫は胸水貯留

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