診療支援
治療

吸入療法
浅野 浩一郎
(東海大学教授・呼吸器内科学)

◎吸入療法の利点と欠点

●吸入療法とは,薬物を0.5~5.0μm径に微粒子化あるいはエアロゾル化し気道局所に投与する,呼吸器疾患特有の治療法である.全身投与と比べて投与量が少なく,かつ薬剤が気道以外の臓器へ到達しづらいため,副作用が少ない.また,即効性にもすぐれている.

●吸入療法の欠点は,吸入手技によって病変局所に到達できる薬物の量が大きく異なってしまうことである.繰り返し患者への吸入指導をすることが大切であ

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