インスリン自己免疫症候群はインスリンによる治療歴がなくインスリンに対する自己抗体が産生されることで特徴づけられる.1970年に平田らによって初めて報告された.日本人に多いHLA-DR4抗原が関与すると考えられほかの自己免疫疾患も合併しやすいが,SH基や関連構造を有する薬剤や健康食品(チアマゾール薬やαリポ酸など)服用時の発症
診療支援
治療
4 インスリン自己免疫症候群,インスリン受容体異常症
insulin autoimmune syndrome,insulin receptor disorder
初出:新臨床内科学 第10版
発行:2020年3月
収載:医学書院 医療情報サービス(2024年11月7日 掲-ID:rng_03806-10_a006b001c004z0004)
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