疾患を疑うポイント
●精巣容量が小さい,陰茎が短い,あるいは女性化乳房を認めるときには精巣機能の低下を疑う.
●10歳未満の男児に二次性徴を認めれば,精巣機能亢進症(思春期早発症)の可能性が高い.
●精巣腫瘍は精巣に無痛性の陰囊腫瘤を触れる.
学びのポイント
●成熟男性の精巣には性ステロイドホルモンの産生と精子の形成という,2つの主な機能がある.
●精巣機能の異常は視床下部-下垂体-精巣のホルモン制御,もしくは精巣機能そのものの異常によって引き起こされる.
●性腺機能異常疾患の適切な診断と治療により,症状改善や適切な二次性徴,精子形成が得られることもある.
●精巣腫瘍は転移があっても,適切に治療を行えば治癒も望める疾患である.
▼精巣の生理学
主なアンドロゲンの作用は,胎生期の男性外性器への分化,性腺刺激ホルモンの制御,思春期以降の性成熟・性機能,筋肉や骨量の維持,長管骨の骨端の閉鎖,脂質代謝作用,精子形成
関連リンク
- 今日の治療指針2026年版/性分化疾患
- 今日の治療指針2026年版/早発卵巣不全,早発閉経
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- 臨床検査データブック 2025-2026/デヒドロエピアンドロステロン〔DHEA〕,デヒドロエピアンドロステロンサルフェート〔DHEA-S〕 [保]* 164点(包)
- 臨床検査データブック 2025-2026/総エストロゲン《卵胞ホルモン》 [保] 180点(包)
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- 臨床検査データブック 2025-2026/フリーテストステロン《遊離テストステロン》 [保] 159点(包)
- 新臨床内科学 第10版/1 性腺機能低下症