今日の診療
治療

2 真菌性髄膜炎
fungal meningitis
雪竹 基弘
(高邦会高木病院・脳神経内科部長)

疾患を疑うポイント

●数週間程度で進行する亜急性髄膜炎を呈する.

●HIV感染や免疫抑制状態などが基礎疾患だが,クリプトコックス髄膜炎は健常人にも発症する.

学びのポイント

●亜急性髄膜炎の鑑別疾患は真菌性髄膜炎,結核性髄膜炎および癌性髄膜症であり,それらを念頭において診療する一方,基礎疾患の検索も重要.

●近年,発症リスクのある免疫不全状態の患者は増加しており,リスクをもつ患者を扱う広い領域の医師が熟知しておくべき疾患.

●真菌性髄膜炎で最も頻度が高いのは,クリプトコックス髄膜炎.

▼定義

 HIV感染症,ステロイドや免疫抑制薬の使用,担癌状態,臓器移植後,自己免疫疾患など免疫抑制状態における神経真菌感染症である.

▼病態

‍ 亜急性髄膜炎の病型をとる一方,膿瘍形成や近接臓器からの浸潤,播種性真菌感染症の一環として中枢神経感染を伴う場合もある(表10-17)

▼疫学

 主に上記のようなリスクをもつ患者に発症

関連リンク

残り約2000文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル