疾患を疑うポイント
●典型的には,中年期に発症し,舞踏運動や認知機能低下,精神症状がみられる.
●家族歴を有する.
学びのポイント
●常染色体優性遺伝性疾患で,Huntingtin(HTT)遺伝子のCAGリピート伸長が原因.トリプレットリピート病の1つで,表現促進現象を認める.
●性格変化や軽微な不随意運動で発症し,次第に認知機能障害や舞踏運動,歩行障害を認め,進行すると無言無動,臥床状態となり,栄養失調や誤嚥・窒息により,15~20年で死亡する.
●抑うつ症状や自殺の頻度が高い.
▼定義
進行性の運動障害と認知機能低下,精神症状を呈する常染色体優性遺伝性の神経変性疾患で,HTT遺伝子のCAGリピート伸長を認める.
▼病態
原因遺伝子は,第4番染色体短腕4p16.3に存在するHTTで,Huntington(ハンチントン)病ではこの遺伝子のCAGリピートが36回以上に伸長している.36~39リピートでは不完
関連リンク
- 治療薬マニュアル2025/ハロペリドール《セレネース》
- 治療薬マニュアル2025/テトラベナジン《コレアジン》
- 治療薬マニュアル2025/オランザピン《ジプレキサ》
- 治療薬マニュアル2025/オランザピン《ジプレキサ》
- 治療薬マニュアル2025/クエチアピンフマル酸塩《セロクエル》
- 治療薬マニュアル2025/リスペリドン《リスパダール》
- 治療薬マニュアル2025/リスペリドン《リスパダール コンスタ》
- 治療薬マニュアル2025/パロキセチン塩酸塩水和物《パキシル》
- 治療薬マニュアル2025/セルトラリン塩酸塩《ジェイゾロフト》
- 治療薬マニュアル2025/ミルタザピン《リフレックス レメロン》
- 新臨床内科学 第10版/1 クロイツフェルト-ヤコブ病
- 新臨床内科学 第10版/4 大脳皮質基底核変性症
- 新臨床内科学 第10版/(1)瀬川病(ドパ反応性ジストニア)
- 新臨床内科学 第10版/【2】遺伝性脊髄小脳失調症
- 新臨床内科学 第10版/(2)先天性ミオトニア
- 新臨床内科学 第10版/4 筋強直性ジストロフィー
- 今日の精神疾患治療指針 第2版/周期性四肢運動障害
- 今日の小児治療指針 第17版/歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症
- 今日の小児治療指針 第17版/チック・Tourette症