脳室系に髄液の流れを障害する病変がみられない場合で,くも膜下出血の後や髄膜炎後に起こってくる脳室拡大がこのグループである(図10-100図).頭蓋内圧は脳室拡大のみられない段階では上昇していることが多いが,脳室拡大がみられる時期では高圧から次第に正常圧へと変化していることが多い.近年,高齢者の疾患として注目されている特発性正常圧水頭症(idiopathic normal pressure hydrocephalus:i
診療支援
治療
2 交通性水頭症
communicating hydrocephalus
初出:新臨床内科学 第10版
発行:2020年3月
収載:医学書院 医療情報サービス(2024年11月7日 掲-ID:rng_03806-10_a010b017c001z0002)
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