今日の診療
治療

24 ブルセラ症
brucellosis
青木 洋介
(佐賀大学教授・国際医療学講座(臨床感染症学分野))

▼疫学

 本疾患はグラム陰性球桿菌であるブルセラ属菌に感染した哺乳動物(ヤギ,ヒツジなど)との接触や食肉・乳製品の経口摂取により媒介される人獣共通感染症.Brucella melitensisの頻度が高く,地中海領域,東欧,中東諸国での発生が多い.

▼病態

 感染後2~4週間(数日~5か月)後に,発熱(波状熱),倦怠感,筋肉痛,頭痛や背部痛などを認める.特異的症状を欠き,初期には発熱や発汗が持続し,体重減を伴う不明熱の病型を示す

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