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5 クロストリディオイデス(クロストリジウム)・ディフィシル腸炎
Clostridioides(Clostridium) difficile colitis
大毛 宏喜
(広島大学病院・感染症科教授)

▼定義

‍ Clostridium difficileが腸管内で増殖し,産生される毒素により腸炎をきたした状態を指す.近年菌名が変更され,Clostridioides difficileとなったが,従来通りC. difficileと称する〔第4章のも参照〕.

▼病態

‍ 芽胞状態で環境に存在するC. difficileが経口的に腸管内に侵入する.健常な状態の腸管内では菌の増殖は起こりにくいが,抗菌薬投与などで正常の大腸内常在細菌叢が乱れると,

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