疾患を疑うポイント
●「りんご病」とよばれる特徴的な紅斑(図11-36図).
学びのポイント
●5歳前後をピークとして幼児期の子どもに発症する流行性発疹性疾患.
●頰に出現する蝶翼状の紅斑が特徴的であり,両頰がりんごのように赤くなることから,「りんご病」とよばれる.
●ヒトパルボウイルスB19感染による.
●パルボはラテン語で「小さい」を意味し,ウイルスのなかで最も小さい部類に入る.
▼定義
ヒトパルボウイルスB19による急性感染症で,感
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