今日の診療
治療

5 口腔アレルギー症候群,花粉-食物アレルギー症候群
oral allergy syndrome(OAS),pollen-food allergy syndrome(PFAS)
矢上 晶子
(藤田医科大学ばんたね病院・総合アレルギー科教授)

疾患を疑うポイント

●食物摂取後に口腔内にかゆみなどの過敏反応を生じる.

●1人の患者が複数の野菜や果物により症状が誘発され,花粉症が先行する.

学びのポイント

●口腔アレルギー症候群の多くは,花粉症と野菜や果物との交差反応に基づく花粉-食物アレルギーである.

●抗原間の交差反応性に基づくため,臨床的な特徴としては,1人の患者が複数の食材に反応することが挙げられる.

●花粉症の発症後に野菜や果物を摂取することで口腔内のかゆみを自覚するようになる.

●時にアナフィラキシーショックなど重篤な症状が誘発されることがある.

▼定義

 従来のOASは口腔粘膜主体の症状からアレルギー症状が始まり,時に全身に波及していくことと定義される.これには,甲殻類や,魚や卵なども含まれ,免疫学的機序(IgEを介する反応)だけでなく,非免疫学的機序(食品からのヒスタミン様物質に対する反応)も含まれていた.その後,IgEを介した花粉症

残り約1200文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル