今日の診療
治療

6 PAPA症候群(化膿性無菌性関節炎・壊疽性膿皮症・アクネ症候群)
pyogenic sterile arthritis,pyoderma gangrenosum,acne(PAPA) syndrome
神戸 直智
(関西医科大学准教授・皮膚科学)

疾患を疑うポイント

●反復する化膿性無菌性関節炎に加え,思春期前後からの壊疽性膿皮症,重症の膿疱性痤瘡.

●常染色体優性遺伝を示唆する家族歴(ただし,孤発例も存在する).

学びのポイント

●化膿性無菌性関節炎,壊疽性膿皮症と痤瘡は,いずれも好中球の活性化が示唆される.

▼定義

‍ 化膿性無菌性関節炎を主体とし,壊疽性膿皮症痤瘡を伴うまれな自己炎症症候群である.PSTPIP1遺伝子の変異を認める.

▼病態

‍ PSTPIP1遺伝子の変異によってインターロイキン(IL)-1βの過剰産生が起こ

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