今日の診療
治療

(1)テオフィリン,カフェイン
theophylline,caffeine
大谷 典生
(聖路加国際病院・救急部・救命救急センター医長)

疾患を疑うポイント

●患者来院の主訴は嘔気であることが多い.

●嘔気症状に合わせ,頻拍,頻呼吸,低カリウム血症,乳酸アシドーシスを認める場合,キサンチン誘導体による中毒を疑う.

学びのポイント

●時として致死的となる.

●排泄促進のため急性血液浄化療法も考慮する.

●循環破綻をきたした場合は,経皮的循環補助装置(PCPS)も治療の選択肢となる.

▼概説

 テオフィリンは喘息,慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary disease:COPD)などの呼吸器疾患治療薬として処方される薬剤である.一方,カフェイン製剤は眠気防止剤やサプリメントとして比較的容易に入手が可能である.キサンチン誘導体中毒は,重症となると死亡転帰をとるため注意が必要である.

▼毒性のメカニズム

 キサンチン誘導体中毒は,一般に,以下の4つのメカニズムによって毒性を呈するとされている.

アデノシン受容体に対

関連リンク

残り約800文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル