適応
1骨粗鬆症
2脊髄損傷後,股関節形成術後における初期及び進行期の異所性骨化の抑制
3骨ページェット病
注意1骨代謝学会の診断基準等を参考に骨粗鬆症と確定診断された患者を対象 3日本骨粗鬆症学会の「骨Paget病の診断と治療ガイドライン」等を参考に骨ページェット病と確定診断された患者を対象
用法
吸収をよくするため,服薬前後2時間は食物の摂取を避ける 11日1回 200mg(増減:1日400mgを超えない) 食間 重症の場合:1日1回 400mg 食間 投与期間:2週間 再投与までの期間は10~12週間とし,これを1クールとして周期的間欠投与 ►1日400mgを超えない 21日1回 800~1,000mg(増減) 食間 31日1回 200mg(増減:1日1,000mgを超えない) 食間 注意1
➊本剤は骨の代謝回転を抑制し,骨形成の過程で類骨の石灰化遅延を起こすことあり→この作用は,投与量と投与期間に依存しているので,用法・用量を遵守すると共に,患者にも遵守するよう指導
②400mg投与にあたっては以下の点を考慮
a)骨塩量減少程度が強い患者〔例えばDXA法(QDR)で0.650g/cm2未満を目安とする〕
b)骨粗鬆症による安静時自発痛及び日常生活の運動時痛が非常に強い患者
③1日400mgでの投与では,腹部不快感等の消化器系副作用が現れやすいので慎重に
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①骨の代謝回転を抑制し,骨形成の過程で類骨の石灰化遅延を起こすことがある.この作用は,投与量と投与期間に依存しているので,次のことを守る
a)通常用量(200mg/日:2.5~5mg/kg相当)の場合,投与期間は6カ月を超えない.又,200mg/日を超える場合,投与期間は3カ月を超えない
②再治療は少なくとも3カ月の休薬期間をおき,生化学所見,症状或いはその他の所見で,症状の進行が明らかな場合にのみ
3通常用量(800~1,000mg/日)の場