骨系統疾患には非常に多くの疾患が含まれ,多様な表現型,病態を呈する.これら多くの疾患を整理して理解を深める目的で,1969年に世界中の専門家が集って分類や命名法に関する論議が行われ,その内容が公表された.以後,次々に新しい疾患が発見され,原因遺伝子などの病態が解明されるに従って,数年ごとに改訂が加えられてきた.2015年版の国際分類(Bonafe L, et al: Nosology and classification of genetic skeletal disorders: 2015 revision. Am J Med Genet A 167: 2869-2892, 2015)は,日本整形外科学会を中心に日本小児科学会,日本産科婦人科学会,日本小児放射線学会の協力を得て和訳作業が行われた(小﨑慶介,他:2015年版骨系統疾患国際分類の和訳.日整会誌 91:462-505,201
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