【疾患概念】
腕橈関節で先天性に橈骨頭が脱臼しているもの.他の先天異常に合併している場合もある.
【頻度】
まれな疾患であり,幼少期に発見されることは少なく,小中学生になって受診することが多い.
【病型・分類】
前方脱臼と後方脱臼が多いが,側方脱臼もある.
【臨床症状または病態】
肘の可動域制限または疼痛を訴える.
問診で聞くべきこと
外傷,分娩麻痺,家族内発生の有無,両側性かどうかを聴取する.
必要な検査とその所見
肘関節単純X線2方向で診断するが,形成障害や先天異常の合併例では
腕橈関節で先天性に橈骨頭が脱臼しているもの.他の先天異常に合併している場合もある.
まれな疾患であり,幼少期に発見されることは少なく,小中学生になって受診することが多い.
前方脱臼と後方脱臼が多いが,側方脱臼もある.
肘の可動域制限または疼痛を訴える.
外傷,分娩麻痺,家族内発生の有無,両側性かどうかを聴取する.
肘関節単純X線2方向で診断するが,形成障害や先天異常の合併例では
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