今日の診療
治療

Baker嚢腫
Baker cyst
原藤 健吾
(慶應義塾大学 専任講師)

【疾患概念】

 Baker嚢腫という名称は,1877年にBakerによって詳しく報告されたことに由来する.Baker嚢腫は膝窩嚢胞(popliteal cyst)ともよばれ,一般的には腓腹筋内側頭と半膜様筋との間(gastrocnemio-semimembranous bursa)に交通が認められ,関節液が貯留して腫大したものである.嚢胞形成には弁のようなメカニズムが存在する.通常は,変形性膝関節症や関節リウマチなどの関節内病変に関連してみられる.

【臨床症状】

 小さいものは

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