適応
保存療法で十分な改善が得られない後縦靱帯下脱出型の腰椎椎間板ヘルニア 注意
1)画像上ヘルニアによる神経根の圧迫が明確であり,腰椎椎間板ヘルニアの症状が画像所見から説明可能な患者にのみ使用
2)本剤は異種蛋白であり,再投与によりアナフィラキシー等の副作用が発現する可能性が高くなる為,投与前に十分な問診を行い,本剤の投与経験がない患者にのみ投与
3)変形性脊椎症,脊椎すべり症,脊柱管狭窄症等の腰椎椎間板ヘルニア以外の腰椎疾患を合併する患者,骨粗鬆症,関節リウマチ等の合併により椎体に症状が認められる患者の場合は,投与により腰椎不安定性が強く認められる恐れあり.当該患者において,合併症が原因で症状が認められる場合は,本剤の有効性が得られない可能性がある為,本剤のリスクを考慮し,症状の原因を精査した上,本剤による治療を優先すべきか慎重に判断.投与の場合は患者の状態を慎重に観察
4)20歳未満の患者に対