診療支援
診断

多系統萎縮症
††
Multiple System Atrophy (MSA)
下畑 享良
(岐阜大学教授・脳神経内科)

このコンテンツは旧版です。
新版のコンテンツは、コンテンツ一覧の「今日の診断指針 第9版」から検索してご利用ください。

診断のポイント

【1】多系統萎縮症(MSA)は孤発性,進行性,成人発症(30歳以降)の神経変性疾患で,自律神経障害として尿失禁もしくは起立性低血圧に加え,L-ドパ反応性に乏しいパーキンソニズム(MSA-P)か,小脳性運動失調(MSA-C)を呈する。欧米ではMSA-Pが多く,わが国ではMSA-Cが多い。

【2】診断は改訂Gilman基準(2008年)に則って行う(表1)。この診断基準においてMSAは,運動機能異常(パーキンソニズム,小脳性運動失調)と自律神経障害の存在(2系統以上)が必要と定義され,診断の確からしさの高い順にdefinite(要剖検),probable,possibleに分類される。改訂Gilman基準の診断の「支持する徴候(red flag)」と「支持しない徴候」を丹念に確認する。

【3】しかしこの診断基準は,エビデンスではなく,エキスパートオピニオンに基づいて作成されたもので

残り約2800文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※デイリーチケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル