診療支援
診断

Cushing症候群
Cushing's Syndrome
佐藤 文俊
(東北大学大学院特任教授・難治性高血圧・内分泌代謝疾患地域連携寄附講座)

このコンテンツは旧版です。
新版のコンテンツは、コンテンツ一覧の「今日の診断指針 第9版」から検索してご利用ください。

診断のポイント

【1】特徴的な身体所見で疑い,外因性グルココルチコイド投与による医原性Cushing症候群を問診にてまず除外する。

【2】スクリーニング検査:24時間尿中遊離コルチゾール(UFC)高値が2回以上,夜間血清コルチゾール(F)濃度≧5μg/dL,デキサメタゾン(Dex)1mg抑制試験後のF≧5μg/dLのいずれか2つがスクリーニング陽性。

【3】病型診断のための検査:血漿副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)濃度が測定感度以下であれば副腎性Cushing症候群,測定可能であればACTH依存性Cushing症候群。

【4】CT,MRI:副腎性Cushing症候群ではCT,MRIで副腎腫瘍を確認する。

緊急対応の判断基準

【1】F≧30μg/dLの場合

❶急性心不全,感染症に留意する。

❷メチラポン(メトピロン®)でFの低下療法も考慮すべき場合がある。

症候の診かた

【1】特徴的な身体所見(Cushing徴

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