診療支援
診断

酸・アルカリ中毒
Acid and Alkali Poisoning
阪本 雄一郎
(佐賀大学教授・救急医学講座)

このコンテンツは旧版です。
新版のコンテンツは、コンテンツ一覧の「今日の診断指針 第9版」から検索してご利用ください。

診断のポイント

【1】酸・アルカリ物質は身近な家庭用・工業製品(浴室用洗剤,カビとり剤,排水パイプ用洗剤,トイレ用洗剤・洗浄剤,漂白剤,家具用・洗濯槽用洗剤など)に含まれる。製品ごとに含まれる濃度は異なる。

【2】自殺企図,あるいは小児・高齢者の誤飲による経口摂取や皮膚・眼球への接触,まれに誤嚥による局所症状が主となる。

【3】損傷の程度は濃度,pH,接触時間や接触面積に影響される。経口摂取の場合は食道の通過に影響する性状,粘稠度や胃内に及んだあとの胃内容物の有無に影響される。

【4】皮膚や粘膜への接触の場合,アルカリのほうが,融解損傷のため深部まで損傷をきたしやすい。経口摂取の場合は,酸は胃損傷,アルカリは食道損傷を起こしやすい。

【5】酸・アルカリともに,十二指腸よりも肛門側に損傷を起こすことは少ない。

症候の診かた

 酸・アルカリを含む腐食物質の接触による化学損傷である。

【1】経口摂取の場合

❶固体

残り約1800文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル