診療支援
診断

関節リウマチの骨・関節障害
Bone and Joint Disorder in Rheumatoid Arthritis
石黒 直樹
(名古屋大学大学院教授・整形外科学/リウマチ学)

このコンテンツは旧版です。
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診断のポイント

【1】全身四肢関節に起こり,持続する多発性の関節炎症状(関節腫脹・痛み・熱感が3徴)を特徴とする。

【2】手指・足指に多発する有痛性の関節腫脹が早期からみられる。

【3】抗CCP抗体陽性,リウマトイド因子(rheumatoid factor:RF)陽性,炎症反応(CRPなど)陽性などの検査所見は重要である。

【4】長期罹患例では特有の変形(ボタンホール変形・スワンネック変形・尺側偏位など)を手指に,足部に外反母趾,開張足,槌趾変形を生じる。

【5】女性に多く,多発する持続性関節炎を見たら最初に疑う必要がある。また,高齢者に発症する例が増加している。この場合,非典型的な発症形式(肩関節など大関節に起こる)をしばしば示す。

症候の診かた

【1】女性に好発し,初期は手指関節〔手指第3(MP)関節,第2(PIP)関節,手関節〕,足趾〔中足趾節間(MTP)関節〕を中心とした多発炎症性関節炎が多い。

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