診療支援
診断

小児の急性脳炎
††
Acute Encephalitis in Children
木水 友一
(大阪母子医療センター小児神経科)

このコンテンツは旧版です。
新版のコンテンツは、コンテンツ一覧の「今日の診断指針 第9版」から検索してご利用ください。

 急性脳炎は大きく2つに分類される。一次性脳炎は種々の病原体の直接浸潤による脳組織の炎症に起因する症候群の総称である。一方,感染症後に免疫異常を介在して起こる脳炎(急性散在性脳脊髄炎など)は二次性脳炎に分類される。本項では一次性脳炎について記載する。

診断のポイント

【1】症状は発熱,中枢神経症状(意識障害,けいれん)である。

【2】ほぼ全例に脳波異常を認める。

【3】頭部MRI〔特に拡散強調画像(DWI)〕は急性期病変の検出感度が高い。

【4】髄液所見は単核球優位の細胞数増多,蛋白濃度上昇,糖正常である。

【5】病原体の同定が重要であり,検体を保存する。

緊急対応の判断基準

 経過中にけいれん重積,呼吸障害が生じる可能性があり,本症が疑われれば全身管理のできる医療機関に転院することが望ましい。

症候の診かた

【1】発熱:感染症に伴うため,発熱が神経徴候に先行することが多い。

【2】頭蓋内圧亢進症状:頭痛,嘔吐

残り約1800文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル