診断のチェックポイント
■定義
❶体温の測定部位と単位が欧米と日本で異なることに注意が必要である。
●欧米では口腔内温を測定し,華氏(℉)または摂氏(℃)で記述されるが,日本では腋窩温を摂氏(℃)で測定するのが一般的である。
●腋窩温は,口腔内温に比べて,0.3~0.5℃低い(図1図)。本項では,腋窩温,摂氏で記載する。
❷高熱の明らかな定義はないが,日本の感染症法では,37.5℃以上を「発熱」,38℃以上を「高熱」と定義している。本項ではこれに従い,38℃以上の体温を「高熱」とし,その原因となりうる疾患の鑑別について記載する。
❸41℃(口腔内温で41.5℃)より高い発熱は,特に「異常高熱(hyperpyrexia)」という。
❹体温の上昇は「発熱(fever)」と「高体温(hyperthermia)」に分けられる(図2図)。
●発熱は,感染症・炎症により単球・マクロファージなどから産生されたプロスタグ
関連リンク
- 今日の診断指針 第9版/成人発症Still病
- 今日の診断指針 第9版/リウマチ性多発筋痛症
- 今日の診断指針 第9版/感染性心内膜炎
- 今日の診断指針 第9版/深部静脈血栓症
- 今日の診断指針 第9版/肺血栓塞栓症
- 今日の治療指針2025年版/デング熱,チクングニヤ熱 [■4類感染症]
- 今日の治療指針2025年版/不明熱 [■その他]
- 今日の救急治療指針 第2版/発疹
- 今日の診断指針 第9版/微熱
- 今日の診断指針 第9版/小児の不明熱
- 今日の診断指針 第9版/リンパ節腫大(2)感染症を中心に
- 今日の診断指針 第9版/発疹症-感染症を中心に
- 今日の診断指針 第9版/瘙痒(かゆみ)
- 今日の診断指針 第9版/白血球減少
- 今日の診断指針 第9版/川崎病