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・小児てんかん重積状態・けいれん重積状態治療ガイドライン2023
・てんかん診療ガイドライン2018
緊急処置
小児では,けいれん性てんかん重積状態に遭遇する機会はまれではない。脳の神経細胞の過剰な興奮に起因するけいれん発作が遷延持続したり,意識が回復しないまま群発したりする状態で,早急に抑制すべき緊急事態である。
【1】けいれんが5分を超えたら治療介入する。
【2】ミダゾラム,ジアゼパム,ロラゼパムの静注で発作を抑制する。血管確保が困難だと判断した場合には,すみやかにミダゾラム口腔用液を頬粘膜投与する。
【3】意識障害が遷延する際には,運動症状を伴わない非けいれん性てんかん重積状態に注意する。
診断のチェックポイント
■定義
❶「けいれん」とは,全身あるいは身体の一部の筋群の不随意かつ発作性の収縮に対する用語で,筋の収縮は瞬間的なれん縮でも,持続性の強直でもよい。
❷てんかん性の発作は脳の神経細胞の異