今日の診療
診断

歩行障害
Gait Disturbance
角田 亘
(国際医療福祉大学教授・リハビリテーション医学教室)

診断のチェックポイント

【1】病歴

❶歩行障害は急激(数分以内~数日以内)に出現したのか,徐々に増悪したのか

脳卒中,多発性硬化症,脊髄損傷,脊髄梗塞などでは,歩行障害が出現から数分以内に完成する。

Guillain-Barré症候群では,両側下肢遠位部から麻痺が出現して,数日の経過で麻痺が上行して上肢にまで至る。

神経変性疾患(Parkinson病,脊髄小脳変性症など)を原因とする場合は,数か月~数年をかけて歩行障害が徐々に増悪する。ほとんどの筋疾患においても,歩行障害の出現は緩徐である。

❷歩行障害の出現に,外傷が前駆しているか:症状出現に外傷が前駆している場合には,脳挫傷,慢性硬膜下血腫,脊髄損傷,骨折(腰椎圧迫骨折,大腿骨頸部骨折など)などが考えられる。

❸局所の疼痛があるか。

腰痛症,変形性股関節症,変形性膝関節症では,病変部の疼痛によって歩行が障害される。疼痛がさらに増悪すると歩行量が

残り約3300文字

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン

チケット利用で30分全ページ閲覧

所持チケット:0枚残り利用回数:5/5

チケット00枚を消費して「コンテンツタイトル」を閲覧しますか?

※限定チケットから優先的に消費されます

チケットが不足しています。

チケット利用による閲覧上限を超えています。

いいえ
チケット獲得
閉じる
閉じる

チケットの利用に失敗しました。
お手数ですが、再度お試しください。

閉じる

対象のコンテンツはチケット利用対象外です。

閉じる
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら

トライアル申込ボタンを押すとトライアル申込ページに遷移します

トライアルの申し込みが完了しましたら,ライセンス情報更新ボタンを押してください

検索条件を追加

キーワード
検索対象
カテゴリ
キャンセル